2016年2月11日木曜日

第一世代オーディオシステム考察 (4)

システム全体が決まったので、予算に合った商品を選定してみる。

必要なものは以下の通り。
・AVアンプ
・スピーカー
  (ブックシェルフの場合、スタンドも)
・オーディオケーブル1対
  (スピーカーがバイアンプ対応であれば2対)

以上を30万以内で揃えたい。
先ずスピーカーの候補だが、以下3点を考えている。
・KEF Q700 (Version UP) 約170,000円
・KEF R300 約150,000円
・KEF L5S0 (Titanium Grey) 約150,000円

見ての通り全てKEF製となっている。

Phile-webを中心とした情報サイトで情報収集し、
いくつか聴きに回ってみた事がある。


ONKYO、DENON、YAMAHA、FOSTEX、JVC、ECLIPSE、等
日本企業の音は総じて真面目。
楽曲を選ばず、何でも上手く鳴らせる優等生という感じ。
その中でも、
ECLIPSEは非常にモニターライク、解像度は高いが、硬く機械的。
DENON、JVCはやや温もりを感じる。
ONKYO、YAMAHA、FOSTEXは中立。
という印象を受けた。

BOSE、JBL
アメリカ企業はエネルギッシュ。
跳ねるように鳴る物が多く、聴いているだけで気分が高揚する。
力強く、艶がある。
管楽器の鳴りが良い。
ロックやジャズ、黒人シンガーに合うと思う。

KEF、B&W、DALI、他
欧州企業は日本企業の物に近いのですが、
日本企業の物が「正確に音を出す装置」という印象に対し、欧州企業の物はそれ自体が楽器という印象。
真面目な音だが、仄かな温もりと艶を感じる。
弦楽器の鳴りが良い。
バラード、女性ボーカルに合うと思う。
バラードと矛盾するかもしれないが、オーケストラにも合うと感じた。

以上は3年程前に聞いた印象であり、素人の意見なので間違いも多いと思うが…


私は様々なジャンルの曲を聴くので、日本企業の物。
又は比重の多いロックに振ってしまって、アメリカ企業の物が合うと思うのだが…

どうしても欧州企業の音に惹かれてしまう。

忘れがたい魅力があるのだ。
正に心の琴線に触れたというか…

B&Wの煌めく様な音、DALIの艶やかな音にも惹かれるが、やはりKEFである。

あの音に包まれるような感覚。
その広がりを持ちながら、定位は全くぶれないピントの良さ。
あの音が忘れられず、KEFのスピーカーにしようと決めた。

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