2016年7月22日金曜日

FOCUS260に合わせるシステムのご相談

来週末、東京に出張に行く機会がある為、FOCUS260に合わせるアンプの候補をいくつか試聴しようと思います。
2時間程度なので1ヶ所で揃っていれば4~5機種、2ヶ所に渡ると2~3機種といった所でしょうか。


そこで、皆さんから候補とするシステムのアドバイスを頂ければと思います。


条件としては、以下を満たすものです。

ネットワークプレイヤー
・非圧縮FLACに対応していること。
・アンプを変える予定なので、どのようなアンプにも合うよう、フラットで高解像度、低ノイズであること。
・XLR出力があると尚良い。

プリメインアンプ
・鳴らし辛いと言われるスピーカーなので、駆動力が非常に高いこと。
・リモコンorタブレットで音量調整可能なこと。
・好みの音としては、スーッと伸びやかな高音と、ねっとりして量感のある低音、高音と低音をシームレスに繋ぐ中音。
 背景が静かで、暗めの音です。

ネットワークプレイヤーかプリメインのどちらかにデジタルINがあること。
両機併せて10万そこそこで中古も視野に入れております。
PCが離れている為、ネットワークプレイヤーの代わりにPC+DACは使えません。
別途PC購入し、DACと併せて予算内であれば可能です。


某掲示板で同様の質問をしたところ、現在の候補は以下です。

ネットワークプレイヤー : Pioneer N-50DA(中古) or N-30(中古)
プリメインアンプ : SOULNOTE sa3.0(中古)


皆さんのご意見を頂ければと思います。


参考までに、今迄聞いてきたアンプの感想です。

・DENON
ハイエイドは好み、ローエイドはドンシャリ気味と感じた。
DYNAUDIO X14で下から順に合わせていってみたが、
2000以下ではウーファーがまともに動かず、ボワボワした音でした。
SX1迄行ってようやく鳴りきったという感じで、X14でその状態ですからFOCUSにDENONを併せるのは難しいと感じました。
但し、SX1で鳴らしたX14は好みに非常に近かったです。

・Marantz
煌びやかな高音が美しかったのが印象的でした。
素晴らしい音だとは思いますが、好みとは違いました。
腰高で軽やかな音より、低重心でハイスピードな音が好みです。

・YAMAHA
フラットで真面目な印象を受けました。
しかし、面白みが無いとも感じました。
悪いところは一切ないが、楽しさが無い…

・ATOLL
ローエイドでもX14がしっかり動いていました。
高解像度で背景も静か、輪郭が丸く、主張の少ない印象。
もう少し低音に厚みがあり、輪郭がくっきりしていると好みです。

2016年7月20日水曜日

アンプについて考察 やり直し


欲望と理性の葛藤の末、欲望が勝利を収め、FOCUS260を買ってしまいました。
まぁ理性は殆ど仕事をしていなかった気もしますが…

欲望に塗れたスピーカーも無事受取り完了し、家が建つ迄、倉庫に安置されることとなります。


さて、仕事しなかった理性君にはこれから挽回して頂きたい。
アンプ選びです。

予算は30万からスピーカー台を引いて0…
という訳にはいかないので、当初の予算割り当てだった10万低度でまず検証したいと思います。

それでもエントリークラスのブックシェルフから、ミドルエイドのトールボーイになった上、鳴らしにくいとされるDYNAUDIO…

まぁ多くは望まず、FOCUS260を最大限生かす為の設備は追々レベルアップしていくという事で、とりあえず予算内で音が出せるようにする。

当初目をつけていた、Pioneerで考えると…
ネットワークプレイヤー : N-50A 約\70,000-
アンプ : A-30 約\30,000-
といった所だろうか。

当初予定していたスピーカーならこれで十分かもしれないが、FOCUS260に対しては流石にアンプが弱い気がする…

中古も視野に入れると…
ネットワークプレイヤー : N-50A 約\40,000-(中古)
アンプ : A-50DA 約\50,000-(中古)

おぉ。
これならある程度鳴らせるのではなかろうか。

因みにさらに上のグレードだと…
ネットワークプレイヤー : N-70A 約\80,000-(中古)
アンプ : A-70DA 約\120,000-(中古)

20万か…
一気に上がるなぁ。
でもスピーカーもアレしちゃったし…これくらいあっても…

危ない!!
理性に指揮を任せていたのに、いつの間にか欲望が指揮をする…
the pillowsの歌詞じゃないけど、皆いったいどんなシステムで感情コントロールしてんだ。

アンプは後々グレードアップするとして、ネットワークプレイヤーは壊れるまで使える物にしたい。
ネットワークプレイヤー : N-70A 約\80,000-(中古)
アンプ : A-50DA 約\50,000-(中古)

これなら何とか予算内ではなかろうか…

ホントは、DYNAUDIOとの組み合わせてる方が多いNmodeのアンプを使って、
ネットワークプレイヤー : N-70A 約\80,000-(中古)
アンプ : X-PW1 約\40,000-(中古)
としたいが、Nmodeのアンプにはリモコンが付いていない。
リモコンorタブレットで操作出来ないとあまりに不便だ…

高解像度・ハイスピードで駆動力のある手ごろなアンプは無いものか…
贅沢か。


予算10万と言いつつ13万になっている事といい、気に恐ろしきは人の欲…

2016年7月15日金曜日

スピーカー買っちゃいました

スピーカーを買ってしまいました。
DYNAUDIOのFOCUS260です。

製造が終了した機種のため、中古での購入となりました。
DYNAUDIO自体あまり置いていない上、製造終了したFOCUSですので、あまり聞く機会がありませんでした。

FOCUS260は1度しか試聴出来ていません。

以前ご紹介したとおり、地元のショップでFOCUS160は聞かせて頂き、その音に惚れ込みました。
他、2つのショップでFOCUS160を聞かせて頂きましたが、そのうちの1つで、FOCUS260も聞かせて頂きました。

FOCUS160の音はそのままに、ややねっとりとした低音の量感が増え、更に下までスーッと伸びています。
ローエイドのトールボーイでありがちだった、ただ膨らんだだけのアンバランスな低音では決してありません。
中音との繋目は素人の私の耳では全く分かりませんでした。

しかし、私の設置環境はあまり余裕がなく、壁と十分な距離を取るのは困難です。
ただでさえボワつくと予想される低音ですから、トールボーイの量感は私の部屋では受け止めきれないと考えていました。


でも諦めきれなかった。
あの音を聞いてしまったら。


何とかあの音を自宅で聞きたい。
諦めきれない。
何とかしたい。

そもそも、本当に低音がボワつくかは分からない。
まだ完成してもいない部屋の音響特性は予測でしか無い。
また、ルームチューニングでスピーカーの低音を綺麗に伸ばし、ボワつかないように量感を増やすなんてことは出来ないだろうが、暴れる低音を抑えこむことは工夫次第で出来るはず。

等とあれこれ言い訳を考えていると、出ましたFOCUS260の中古品。
ただでさえなかなかお目にかかれないのに、これを逃すと次はいつになるか…。

スピーカーの予算は大きくオーバーしてしまいましたが、買ってしまいました。

予算20万以内に対し、30万近くになりました。
定価約55万の品です。
そりゃそれくらいにはなります。

後悔はしていません。
いい品を手に入れました。
鳴らすのが難しいと言われるスピーカーです。
まともに鳴らせるのに10年か、15年か…
もっと掛かるかもしれません。

これを最大限鳴らせるようになった頃には、私は初心者を十分に脱しているでしょう。
私はこのスピーカーと共に、オーディオライフを満喫します。




予算殆ど使い果たしちゃったな。。。
アンプどうしよう。。。

2016年7月12日火曜日

アンプについて考察 の続き

前回、AVアンプを主軸にした構成とネットワークプレイヤーを主軸にした構成で悩んでしまった。
今回は具体的に購入対象となる機器を挙げ、メリットデメリットを探ってみたい。

其々、主軸にする機器は大凡固まっている。
AVアンプはPioneerのSC-LX59(約\150,000-)
ネットワークプレイヤーはPioneerのN-70A(約110,000-)
ネットワークプレイヤーにはアンプが必要になる。
此方は何れそれなりの物を買いたいので、差し当たりの物として、
pioneerのA-50DA(約\90,000-)
DENONのPMA-50(約\50,000-)
を考えている。

多くがPioneer製となる。
エントリーな価格帯で、音質的に優れていて、好みに近い音と感じたのがPioneer製だった。
賛否はあると思うが…


ざっと調べたところ、私が気になったメリットデメリットは以下の通り。

・AVアンプ
メリット
 将来的にサラウンドに対応
 イコライジング、特性測定等豊富なチューニング機能
 ネットワークプレイヤーとしても機能し、ALL IN ONE
デメリット
 豊富な機能ゆえのノイズ
 バランス出力が無い
 サラウンド規格は陳腐化し易い

・ネットワークプレイヤー
メリットデメリットは上記の逆。

一般的にはバランス出力は、光デジタル出力があればそれほど重要でないかもしれない。
私の場合、将来的に使ってみたいアンプがNmodeのアンプになるのだが、Nmodeのアンプには光デジタル入力が無い為、バランス出力があると尚良い。

さて、どちらが良いか…
AVアンプのイコライジングや特性測定は、初心者の私が遊ぶには非常に楽しい機能で、良い経験にもなるだろう。
しかし、いつ導入するか分からないサラウンドは、導入したころには規格が陳腐化しているだろうなぁ…
音質のみであればやはりネットワークプレイヤーに軍配が上がりそうか…

等と、あーでもないこーでもないと書き募る予定だったが…
調べていて重要な一文を見つけてしまった…

AVアンプ SC-LX59取扱説明書より
「非圧縮FLACファイルの場合、正しく動作しないことがあります。」


…なんてこった…


近いうちにブログにも書くが、私は丁度今、オーディオデータベースの再構築を行っている。
せっせと一からリッピングし直し、黙々とアルバムアートを取り込み、レタッチしている。
大凡50枚程度で、未だ1/20にも届いていないが…
そのリッピングしているファイル形式が正に非圧縮FLACだ。

WAVではタグが弱い。
ALACやFLACでは精神衛生上宜しくない。
悩みに悩んで、未来永劫後悔の無いコーデックを選んだつもりが…

まさか機器を買うにも至らないうちに後悔するとは…


いやいや、選択肢が無くなったわけではない。
悩むことなくネットワークプレイヤーに決まって良かったではないか。
陳腐化し易いAVアンプは将来に回そう。
正しい判断だ。
音質的にもネットワークプレイヤーの方がよい。

前向きに、前向きに。

2016年7月9日土曜日

アンプについて考察

さて、スピーカーはDYNAUDIOを第一候補に視聴を続けるとして、アンプの選定を進めたい。

当初はAVアンプ一択であったが、スピーカーを視聴しながら各ショップでオススメ聞くと、何れも口を揃えて「2chで鳴らすなら、先ずは普通のアンプにしては如何か」と言われた。

理由としては、AVアンプの能力は同価格のアンプの1/3程度とのこと。

この1/3は何処のショップでも同じだったので、業界の常識的な目安となっているのだろう。


そんな事言われたら気になってしまう。


何とか通常のアンプで、ネットワーク、TV、レコーダー、PS4の4入力を実現したいが…

調べてみるとこれが非常に難しい。

HDMIを入力するアンプは一般的ではない。
HDMI以外に共通する出力端子は光デジタルになる。

しかし、殆どのDACは1系統か、多くて2系統。
4系統備えているDACは見られなかった。


そこで以下の様な組み合わせを考えてみた。

レコーダー、PS4はHDMIでTVへ。
TVから光デジタルでネットワークプレイヤーへ。
ネットワークプレイヤーをプリアンプとし、パワーアンプへ。
TVでのHDMI→光デジタル変換がオーディオ的にネックにならないかが不安だが…

あれ?
でもネットワークプレイヤーをプリとするのであれば、AVアンプをプリとしても同じなのか?

Pioneer製品で調べてみると…
ネットワークプレイヤー N-70AとAVアンプ  SC-LX59は、何れも「SABRE^32 Ultra DAC」を使用しているようだ。


Oh…
やっぱりAVアンプでいいのだろうか…

2016年7月8日金曜日

フリクリの続編が制作されるらしい

凄い事なんて無い。ただ、当たり前の事しか起こらない。


冒頭に流れるONE LIFEとナオ太のセリフ。
今でもありありと思い出します。

思い出さなくても、DVDもBDもあるからすぐ見れるけど。


フリクリは私が最も好きなアニメです。



2話目のLITTLE BUSTERSの入り方とか、ギターで殴る時の音も全編通して最高にいいですよね。

the pillowsとの出会いもフリクリが切っ掛けでした。
と言うかthe pillowsのPVとして、最高の演出をしたアニメだから一番好きなのかも(笑)


上にも書きましたが、
第1話冒頭のONE LIFE、
第2話戦闘時のLITTLE BUSTERS。
あと、エンディングのRide on shooting star、
第5話のBlues Drive Monster、
第6話の「クライマックスだ!!」からのLAST DINOSAURからI think I canへも最高に痺れます。
 いやぁホントthe pillowsは素晴らしいバンドだなぁ。


閑話休題。
そんな思い入れのあるフリクリに続編が作られるらしい。
監督が変わって本広克行氏になるとのこと。
鶴巻和哉氏もスーパーバイザーとして参加されるそうだし、本広克行氏はPSYCHO-PASSを手がけているので大丈夫だと思いたい。

あのテンポの良いアクションや、他に類を見ない凝った演出はぜひとも引き継ぎ、昇華して頂きたい。

12話になるという点で、あそこまでの作画が可能かどうかが一番心配だ。。。

勿論BGMは全てthe pillowsで行って頂きたい。


私の非常に思い入れのある作品、最高の続編を期待している。

2016年7月7日木曜日

DYANUDIOを調べてみた

DYNAUDIO FOCUS160は素晴らしい音を聞かせてくれた。

それまで聞いていた何れのスピーカーも、この音を家で聞きたいとは思ったが、
FOCUS160はこの音を目指していきたいと思わせてくれた。

今まで鳴らしてみたい音のイメージというのはなかったが、こういう音を鳴らしてみたい。
こういう音の先を聞いてみたい。


気になってDYNAUDIOを調べてみた。

一桁万円のエントリークラスから数百万のハイエイドまで幅広くラインナップしている。
雑誌にも多く取り上げられ、所有している人の声は絶賛している人が多い。

…その割に情報が少ない。

そしてレビュアーの評価にイマイチ統一性がない。

相反する意見の例としては、
・非常に高解像度で無色透明 ↔ エッジは丸く、暖色系
・高音から低音までキレッキレ ↔ ゴムのように弾む低音で打ち込み系に弱い
・背景が静かで暗い ↔ 温かみのある柔らかい音
・高音から低音まで綺麗に伸びる ↔ 中低音の効いた骨太の音
・アンプ等上流の味付けを鮮明に出す ↔ しっかりしたアンプじゃないとまともに鳴らない
・ポン起きでもそれなりに鳴る ↔ 足元がしっかりしていないとまともに鳴らない

…混乱してしまった。

多数派の意見を拾っていくと、
・エントリークラスは明るく、ハイエイドは暗い音
・しっかりしたアンプで鳴らせば解像度高く、キレキレの音
・味付けがなく無色透明だが、中低音は仄かに温かい
というところだろうか。

人によって意見が違いすぎてイマイチ自信が持てない。
ネットのレビューはCONFIDENCE C1が多い印象だった。

EmitやCONTOUR以上は聞いていないが、私の印象としては
・EXCITEは非常に明るい音で、FOCUSは解像度高く明るさは落ち着く
・高温は耳あたりが柔らかいが、音はしっかり描き分けている
・中音がやや太く、低音は量感十分でややねっとりとした余韻が心地よい
というところだろうか。

合っているような合っていないような…
まぁでも惚れた音は確かにDYNAUDIOのスピーカーから出ていたし、素人ながら、自分の耳を信じてみよう。


価格帯的にはEXCITE X14か、FOCUS160がギリギリなんとかと言うところか。
FOCUS160は生産終了しているようなので、中古になるが…

幸い地元に鳴らしてくれるショップもあるし、先ずは何度も何度も聞いてみよう。

出来れば幾つかの店で聞きたいが、そもそも置いているショップが少ない上に、まともになっているところは更に少ないようだが…


何とも気難しいスピーカーに惚れてしまったようだ…

2016年7月6日水曜日

趣味について

オーディオ選定についての話がまだ現実の時間に追いついていないが、少し脱線して趣味の話を。

インドア系の趣味にはわりかし手広く手を出し、甘噛程度にかじっているが、中でも特に以下4点が中心となる。

・音楽 (鑑賞専門、オーディオ含む)
・マンガ (読む専門)
・ゲーム (TV、PCとも)
・デジモノ (PC、家電)


・音楽
聞く専門。
メロディーや歌声に恍惚とするのも好きだが、どちらかと言うと、詞の世界に入り込むのが好きだ。
なので、オーケストラ等も聞くが、ボーカルありの曲のほうが圧倒的に多い。
ストレートな歌詞はあまり好みではない。
私が文系に弱いためか、工夫された表現・言い回しに感嘆となる。
時に歓喜し、、時に怒りを共有し、時に悲哀を覚え、時に感動する。
その背景に素晴らしいメロディーがあれば、これ以上のことはない。
さらにその歌詞を美しい歌声で歌ってくれたならば、至上の喜びである。

・マンガ
蔵書が3000冊を超えた為、この度の建て替え時に一部を処分した。
それでも2000冊以上はあり、新居の本棚に入りきるか不安である。
もちろんマンガだけではなく、ちゃんとした本も多少ある。多少…
後はイラスト集とか、設定資料集とか、攻略本とか…
閑話休題。
マンガは素晴らしい。
と言うか単純に絵画やイラストが好き。
美術館等もたまに行くし、上記に書いたとおりイラスト集も所有している。
一枚の絵、一冊の漫画で別世界の別人になれる。
素晴らしい。

・ゲーム
単純に面白いから好きです。
面白くさせることが全ての存在ですから。
面白くないワケがない。
たまに素晴らしい音楽に出会えるのも素敵。
FFとか、ゼノギアスとか、ヴァルキリープロファイルとか。
サントラも結構増えたなぁ。。。
後はこまめに得られる成功体験ですね。

・デジモノ
日々情報収集しています。
機能美。
あぁ機能美。
機能美にあふれた製品。デザイン。
惚れ惚れしてしまいます。
製品ジャンルは問いません。
AV機器、PC、白物、キッチン、etc.
機能美にあふれた、工夫された製品はなんでも好きです。
そういう意味ではデジモノに限らず、文房具や工具も好きです。


一通り書き出してみましたが。。。
受け身なことばっかりですね。
楽器弾くとか、イラスト書いてみるとか、電子工作してみるとか。
そんな発信型の趣味も何か持たないとかな。。。


まぁそんな受け身ばっかりの趣味で溜まりに溜まったものを、
これからはここで発信していきたいと思います。

2016年7月5日火曜日

DYNAUDIOとの出会い

前回の続き。


DYNAUDIO EXCITE X14の鳴り方があまりに違うので、暫く唖然としていましたが、とりあえずアンプを確認。

ATOLLのIN50SEという機種を使われていました。

正直私の知識では、これほどの激変はスピーカーかアンプの違いしか思いつきません。
ですので、とんでもない高グレードアンプを使っているのかと思いきや、拍子抜け。
10万そこそこのアンプで、前回某大型量販店で聴いたものと大きな差はありません。

同価格帯でこれ程の差があるものなんだろうか…
店員さんに伺ってみると。

1. 適切なアンプ
2. 設置環境

の差ではないかとの回答。

1. 適切なアンプ
DYNAUDIOは昔から鳴らしにくいスピーカーと言われているそうで、EXCITE等は昔に比べるとはるかに鳴らし易くなったものの、適切なアンプを選ばないときちんと鳴ってくれない。
DYNAUDIOの様にユニットがなかなか動かないスピーカーは、ダンピングファクターの高いアンプを選ぶと良いとのこと。
公表しているアンプは少ないので指標としては難しいそうですが…
ATOLLも公表はしていないが、この価格帯では異例なぐらい高いだろうとのことでした。

2. 設置環境
EXCITE X14はポンと置いただけでもわりと鳴る方だが、それでも量販店レベルときちんと設置した状態とは大きな差が出るとのこと。
棚に置いてあるのとスタンドに置いてあるだけの差でも、劇的な変化があると仰っていました。


オーディオはスピーカーだけではないのですね…
好みの音のスピーカーを見つけたら、適切なアンプを選び、きちんと環境を整えてやらないと、素晴らしい音では鳴ってくれない。
非常に勉強になりました。


その後、FOCUS160というスピーカーを聴かせて頂いた。
EXCITEシリーズの上位機種で、既に販売終了在庫のみだそうだが、お勧めのスピーカーとのこと。

聞いた瞬間、先程とは別の意味で唖然としてしまった…
EXCITE X14でこれ以上は無いと思った程だったが…
まだ先があるのか…
オーディオの深淵を覗いてしまったようだ…

FOCUS160は背景が非常に静かだというのが第一印象だった。
そのせいだろうか、EXCITE X14のような明るさは無く、冷たい印象を受ける。
もうこのクラスの音になると私の語彙ではとても表現出来そうにない。

イメージとしては…
暗い洞窟の中の焚火というか…
荘厳・静寂な教会のステンドグラスというか…
何かこう…大げさかもしれないが…
暗く、冷たく、静かな空間で、もはやその音に縋るしかないと思わせるような…
吸い込まれるというか魅入られる様な音だった。

あぁ…私の教養の無さが恨めしい…


この音が毎日聴けたなら、どれ程の幸せだろう。

2016年7月4日月曜日

青天の霹靂

東京出張より帰って1ヶ月程、4月末頃だったと記憶している。

1ヶ月も経つと記憶は徐々に曖昧になっていき、スピーカーを決定しようにも判断出来なくなってくる。
また、スピーカー決定にあたっては、気になるスピーカーを何度も聞き、確信に変わってから購入した方がよい、
とのアドバイスもよく耳にする。
ネットでの情報なので"目にする"が正しいか。
(アドバイスを頂けるオーディオ仲間が欲しいものだ…)

とは言え、時間に余裕のある大都市への出張なぞそうそうあるものではない。

KEFが聴ける一番近場はどこかとKEFのHPを覗いてみると…
何と近場にあるではないか。
それなりに有名なショップらしく、福井のオーディオショップと言えばご存知の方も多いのかな?

大型量販店でしか聞いたことが無い私には、オーディオショップの一般的な作法等分からず…
まぁ客商売で邪険にされることもあるまいと思い、早速行ってみた。

店員さんにKEFのスピーカーを聴きたい旨を伝えると、奥の試聴室らしき所へ案内してくれた。
物腰の柔らかい店員さんで一安心。
何となくオーディオショップって一見さん・初心者に厳しいという勝手な想像をしていました(笑)

入力ソースが多岐に渡る為、AVアンプで鳴らそうと考えていると伝えると、丁度Qシリーズでサラウンドが組んであるとの事。
AVアンプでの2ch再生とサラウンドを聴かせて頂いた。

うん…うん…
やはりいい音だ。

周囲の雑音が無い環境だとよく分かる。
膨らむ音もなく、嫌な響きもなく、上から下まで繋がりもよい。
家では出さないような音量でも無理無く鳴り、小さな音もしっかり繊細さを伝えてくる。
2人掛けソファ程度の幅であれば、視聴位置が変わっても音がずれない。

店員さんに聞いた印象を伝えると、大凡同意して頂いた。
試聴感を他人と共有する、ましてやプロの方とは初めてだったので、自分の耳が的外れでなかった事が嬉しかったことを記憶している。

R300やLS50も聞きたかったが、同じアンプで聴くにはセッティングをする必要がある様子。
飛び込みでそこまでしてもらうのも悪いなと思い、後日改めてお願いしようと考えた。


Q700を一通り聞き終えて、店員さんに同価格帯のお勧めを聞いてみると、DYANUDIOのX14がおすすめとのこと。
東京で聴かせてもらったがあまりいい音とは思えなかったスピーカーだ。
一般的ないい音と好みが少しずれているのかなと思いつつ聞かせて頂いた。




……


な ん だ こ れ 。

全っ然違う。
私の記憶と全っ然違う。
あまりの違いに唖然としてしまった。

先回、先々回で解像度高く~とか言ってましたが訂正します。
全部ぼんやりでした。
私が解像度高いスピーカー聴いた事無かっただけでした。

音の輪郭がはっきりと分かる。
霧が晴れたようにクリアで明るい音が広がります。
これと比べるとQ700等はベールに覆われた様な音でした。
背景は澄み渡り、高原をイメージさせられるような清々しい音です。
小型のスピーカーですが、低音も十二分な量感を持ってます。
それに決して色づけされたような印象は受けませんでした。

感動。
青天の霹靂な感動です。


長くなってしまったので続きは次回。