2016年8月25日木曜日

セッティング、チューニング用のリファレンス音源

リファレンス音源3種類のうち、セッティング、チューニング用のリファレンス音源を選定しました。

DENON AUDIO CHECK HQCD
XLO/Reference recording
究極のオーディオチェックCD2016~ハイレゾバージョン~
等々。

セッティング、チューニング用の音源はいくつかありますが、内容を検討した結果、以下を購入しました。

ノードストのNDR-TD1(システムチューニング&セットアップ用ディスク)

決めては以下の3つ。
・単音が空間上を移動する音源が複数含まれている。
・チェック方法やチェックポイントが丁寧に説明されたテキストが付属する。
 (主な改善策も記載してくれるとより良いと思うのだが…贅沢か。)
・ピンクノイズ、ホワイトノイズや周波数スイープ、極性チェック等々、基本的なチェックに使う音源が全て含まれている。

おまけで
・磁気除去効果音源、バーンイン音源が含まれている。
 (磁気除去は仕組みがよく分からないが…)

ノードストのケーブルなんて私には雲の上過ぎて手が伸びないが、当CDは常識的な範囲であった。


購入後、早速PCに取り込んで自作PC+JBL Pebblesにて確認。
各トラックの詳細は付属テキストがノードストのHPで公開されているので、そちらで御確認下さい。

1 Channel Check ~ 2 Phase Check
問題なし。

3 Pink Noise – Stereo ~ 10 White Noise – Alternating
私の駄耳では問題ないように聞こえるが…
Stereo時は問題ないように聞こえるが、Left/Right時にRight側が気持ち大きいような…
ノイズもステレオだけでなく、Left/Rightだけで比較すると、わずかな差が確認し易いですね。

11 Tone 1. Up ~ 13 Tone 3. Lateral
当CDの肝。
音場、空間の広さや繋がりを確認する音源です。

…狭い!!
11 Tone 1. Upでは1.83m音が上がっていくとあるが、15cm位しか移動しない…
音質は5000円のUSBバスパワーの割には十二分だと思うが、流石に空間表現ではこんなもんか…
12 Tone 2. Over、13 Tone 3. Lateralでもこじんまりとしている。
左右間が30cm程度のニアリスニング用なので、まぁ狭くなるのは当然か…
繋がりもよろしくない。
真中がすっぽりと抜けてしまって、左から右、右から左へ音がワープする。

悪くないスピーカーだと思っていたのだが、ボロボロとボロが出る。
スピーカーだけじゃなく、セッティングにも問題はあるのだろうが…

14 System Degauss
磁気除去効果があるらしい。
洗脳されそうな音が出る。
1度通して再生したが、前後での違いは特に感じられなかった。
そんなに繊細な表現が出来るスピーカーではないか…

15 Bass Drum ~ 22 Drum Pattern 5
私の駄耳では問題は感じない。

23 Reference Level at -10dB ~ 25 Low Frequency Sweep
此方も特に問題は感じない。
繋がりも綺麗だった。

26 18Hz ~ 46 90Hz
見事にスペック通り、70Hzから音としてはっきり聞こえる。

65Hzで音らしいものが若干出ていた。

47 System Burn-In
洗脳音その2。
1回通して聴いたが前後で違いは感じられなかった。
まぁ現在のセッティングでもう3ヶ月以上たってるしな…


以上。
私のPebblesは低音から高音までスペック通り出ており、山谷も感じなかった。
空間表現と言う点ではほぼ表現出来ておらず、狭く、繋がりも悪い。

ノードストのNDR-TD1を用いる事で、Pebblesの優れた点、改善が必要な点が客観的に確認できた。

新居でFOCUS260を設置する際、非常に役に立ちそうだ。
良い買い物をした。

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